更新日 2024年12月27日
令和6年度 少年少女発明クラブ 活動記録
知多市少年少女発明クラブの令和6年度の活動の記録を、このページでご紹介します。
年度末には、クラブ員を募集しますので、ぜひ参考にしてください!
4月21日 開講式・講義
4月21日に、開講式と講義を行いました。会長、来賓あいさつの後、指導員の紹介と集合写真を撮りました。
その後オリエンテーションをはさみ、講義「5つの不を解消しよう」が開催されました。
講師は森田指導員です。
「不満」「不足」などの『不』を感じたときこそ、それを解消するチャンスであり、発明につながるものとなることを、実際の発明の事例を交えて、講義しました。
その後、アイデアを出しあう体験として、
紙だけを使ってどれだけ高く積み上げられるかを競う「ペーパータワーゲーム」を行いました。
クラブ員は、グループ内で意見を出しあい、指導員のアドバイスをもらいながら、楽しく取り組み、高さを競いました。
5月19日
今回から、基礎クラスと応用クラスに別れて活動しました。
基礎クラス:紙の実験、びっくり箱作り
基礎クラスは「紙の実験」と、牛乳パックを使った「びっくり箱作り」を行いました。
講師は竹内指導員です。クラブ員は、紙とゴムについての講義を受けたあと、
紙の折り方を工夫して、その上に本を何冊乗せることができるかの強度実験と
びっくり箱作りに、意欲的に取り組みました。
応用クラス:光と色の実験、分光器と偏光万華鏡作り
講座の前に、「未来の科学の夢絵画展」で優秀賞に選ばれたクラブ員、クラブ卒業生に賞状を渡しました。
全国で優秀賞49人のうち、知多市から4人受賞という大変良い結果となりました。
応用クラスの講座では、「光と色の実験」で、分光器と偏光万華鏡を作りました。
講師は野々部指導員です。
クラブ員は、講義を受けたあと、各自で分光器と偏光万華鏡を作り、それを使って光と色の見え方等について体験しながら学ぶことができました。
6月16日
基礎クラス:木の特性について、ゴム動力ボート作り
講師は磯貝指導員です。
クラブ員は、木の特性についての講義を受けたあと、市内事業者の東明工業(株)様から無償提供された木材を使用して「ゴム動力ボート」を作りました。
東明工業の従業員の方にも指導員として参加していただき、のこぎりや金づち等工具の正しい取り扱いを教わりながらボート作りを行い、完成したボートの水上走行に楽しく取り組みました。
応用クラス:電子回路講座、フリーライティング
電子回路に関する講義と、アイデア出しの手法として「フリーライティング」を行いました。
電子回路講座の講師は竹内指導員、フリーライティングの講師は森田指導員です。
クラブ員は、トランジスタや発光ダイオードの実物も見ながら、アナログ回路とデジタル回路について真剣に講義を受けました。
後半は、「テーマを決めて、思いつくまま紙に書き続けること」によるアイデア出しの練習にも積極的に取り組みました。
7月21日
基礎クラス:鏡の実験と万華鏡作り
講師は竹内指導員です。
クラブ員は、鏡の性質について講義を受けたあと、2枚の鏡を使って物の映り方の実験をしました。
後半は、カッターナイフでミラーシートを切り、ビーズやスパンコールを入れて見え方を試しながら「万華鏡」制作に楽しく取り組みました。
応用クラス:光るジャイロ作り
講師は井上指導員です。
今回はハンダ付けを行うため、クラブ員は、ハンダの特性や、ハンダごての使い方、ハンダ付けでの安全注意事項についての講義を受けました。
その後、指導員の説明を聞きながら、慎重にハンダ付けを行い、ジャイロ(こま)作りに真剣に取り組みました。
8月18日
基礎クラス:アルミ缶の風車作り
講師は井上指導員です。
クラブ員は、アルミニウムの特徴について講義を受けた後、風車の制作に取り組みました。
指導員の説明や補助を受けながら、アルミ缶を切る、曲げる等の加工をして完成させていました。
※ アルミ缶を加工するための台座(治具)に、東明工業(株)様から無償提供された木材を使用しました。
応用クラス:ゲルマニウムラジオ作り
講師は磯貝指導員です。
クラブ員は、ゲルマニウムラジオの仕組みについて説明を受けたあと、制作に取り組みました。
指導員の助言を聞きながら、木枠にエナメル線を巻き付けてアンテナコイルを作成し、ゲルマニウムダイオードやコンデンサ等をハンダ付けして完成させました。
完成したラジオは、電波状態の良い屋外で受信確認を行いました。
9月8日
ふれあいプラザ祭
9月8日に開催された「ふれあいプラザ祭」において、発明クラブ作品展を行いました。
クラブ員は、5月から8月の活動で作った作品のうち、1番上手に作ることができたと思う作品を展示しました。
また、今まで作った作品の見本を実際に触ってもらえるコーナーも設置しました。
来場者への催しとして、以下の体験を行いました。
午前 … かざぐるま作り、びっくり箱作り
午後 … バルーンアート
そのほか、今年度の活動内容のパネル展示や、プロジェクターで活動風景の写真を放映しました。
10月20日
基礎クラス(午前):プログラミング講座 MESH(メッシュ)
講師は竹内指導員です。
クラブ員は、ブロックを組み合わせてアイデアを形にするプログラミングツール「MESH(メッシュ)」の説明を受けた後、例題に挑戦しながら操作方法やMESHでどんなことが出来るかを学びました。
その後、「身近で困っていること」と「あったらいいな」をテーマに、グループ内でアイデアを出し合いました。
MESH等を使った解決方法をグループで話し合い、一番良いと思うアイデアを発表しました。
応用クラス(午後):プログラミング講座 MESH(メッシュ)応用編
講師は竹内指導員です。
クラブ員は、プログラミングツール「MESH(メッシュ)」について、前年度に受講した基礎的な内容をおさらいした後、MESHを使って、より複雑な操作ができる装置の作成に挑戦しました。
その後、外部機器をMESHと接続して、MESHの「人感センサー」や「明るさセンサー」のブロックが動作するプログラムを再現したり、
日常の困りごとや、MESH等を使った「あったら便利なもの」についてアイデア出しをしました。
11月10日
今年度は「あいち少年少女創意くふう展2024」にクラブ員2名が発明品を出品しました。
知多市からは初めての出品で、クラブ員は、それぞれのクラスの講義のあと、出品した実物を見ながら作成者本人から
発明品の説明や、作成の経緯について発表を聴きました。
基礎クラス:ブランコ模型 ボール飛ばし実験
講師は谷口指導員です。
クラブ員は、講義で「ブランコ模型(振り子)とボール(物)で、物の運動についての自然の規則(法則)を知る」という実験の目的と、発明には様々な法則を知ることが必要であることを学びました。
その後、グループで協力してブランコ模型を組み立て、それを使ったボール飛ばし実験(結果の予想→実測→結果の考察)を行いました。
応用クラス:日時計作り
講師は磯貝指導員です。
クラブ員は、太陽の位置から時間を知る「日時計」の歴史、種類、仕組みについて講義を受けた後、2種類の日時計の制作に取り組みました。
指導員の助言や補助を受けながら、角度や歪みに注意して材料を組み立てて完成させました。
※ 日時計の材料に、東明工業(株)様から無償提供された木材を使用しました。
12月15日
知多電力館、東邦ガス(株)知多緑浜工場 見学
知多市内にある、「知多電力館(JERA)」と「東邦ガス(株)知多緑浜工場」を見学しました。
従業員の方の実験を交えた説明や、体験型の展示、普段見ることができない工場内の施設見学により、クラブ員は「電気」や「都市ガス」といった、現代の生活に欠かすことのできないエネルギーについて学びました。
指導員募集
少年少女発明クラブを楽しい活動にするためには、大人の方の力も必要です。
ぜひ、発明クラブに力を貸してください。
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お問い合わせ
知多市少年少女発明クラブ 事務局
中部公民館(ふれあいプラザ内)
電話:0562-54-1535