更新日 2025年01月23日
令和6年6月にごみ収集場所に出されたごみの内容物調査を実施しました。ごみの中には、多くの資源が混ざっていました。
きちんと分別すればごみの量を減らすこ とができ、指定ごみ袋の大きさを小さくすれば、家計の負担を減らすことができます。
内容物調査の結果は以下のとおりです。
燃えないごみ(不燃物)の調査結果
地域特性を踏まえ、市内4か所(市街地2か所、集合住宅1か所、郊外1か所)のごみ収集場所を調査場所に設定しました。調査場所に出されたごみを回収(排出量が多い場所は、無作為に選んだ15袋程度を回収)し、リサイクルプラザで袋を開け、混入している資源の品目及び重量を調査しました。
調査対象ごみ袋56袋中、53袋に何らかの資源が混入しており、資源の混入率は95%でした。昨年度の結果は83%であり、12%増加しました。重量ベースでは、約3分の2が資源であり、燃えないごみの量よりも資源の量の方が多い結果となりました。地域別でみると、八幡地区以外では、全てのごみ袋に資源が混入している状況でした。重量ベースでは、八幡地区を除く地区では、約4分の3の重量が資源でした。
ごみの中に最も多くの割合で混入していた資源は、その他缶類と無色びんの各32袋で、約6割のごみ袋に混入していました。金属類やプラスチック製品もごみの中に多く混入していました。また、カセットガスボンベやスプレー缶などの発火性危険物も13袋に混入していました。
燃えるごみ(可燃物)の調査結果
地域特性を踏まえ、市内6か所(市街地2か所、集合住宅2か所、郊外2か所)のごみ収集場所を調査場所に設定しました。調査場所に出されたごみの外観を目視で確認し、混入している資源の品目を調査しました。1つ目の写真の調査場所では、カラス除けネットからはみ出したごみがカラスなどに荒らされて、散乱していました。
調査対象ごみ袋372袋中、325袋に何らかの資源が混入しており、資源の混入率は約87%でした。昨年度の結果は約88%でしたので、ほぼ横ばいとなっています。地域特性ごとに見ると市街地が約90%、集合住宅が約86%、郊外が約82%で、市街地の方が多くの割合で資源が混入していました。
最も多くのごみ袋に混入していた資源は「プラスチック類」で、約7割のごみ袋に混入していました。また、「雑がみ」も多く混入していました。また、発火性危険物であるスプレー缶が1袋に混入していました。
ごみと資源をきちんと分別しましょう
ごみの焼却による温室効果ガスの排出を抑制し、限りある資源を有効利用するためにも、ごみと資源をきちんと分別しましょう。
4月から、プラスチック類のごみ収集場所での回収を開始しました。ペットボトル以外の「プラスチック類」は、まとめて出すことができます。ぜひご利用ください。
また、資源をきちんと分別することで、使用する指定ごみ袋の大きさを小さいサイズにすることができれば、家計にも優しい取り組みとなります。ご協力をお願いします。
ごみと資源の分別冊子は こちら
プラスチック類の回収については こちら
リチウムイオン電池、スプレー缶などの発火性危険物をごみで絶対に出さないで
リチウムイオン電池などの小型充電式電池やカセットガスボンベ・スプレー缶などの発火性危険物をごみで出すとパッカー車で積み込む際や、ごみ処理施設でごみを処理する際に発火・爆発し、火災事故が発生する危険性があります。火災が発生するとごみの収集やごみの処理に大きな被害が生じ、ごみ処理が滞ってしまいます。
これらのものは、リサイクルプラザで無料で回収していますので、ご利用ください。カセットガスボンベやスプレー缶などの発火性危険物は、月1回の各地区での資源回収においても回収しています。