更新日 2025年08月20日
令和7年6月にごみ収集場所に出されたごみの内容物調査を実施しました。ごみの中には、多くの資源が混ざっていました。
きちんと分別すればごみの量を減らすこ とができ、指定ごみ袋の大きさを小さくすれば、家計の負担を減らすことができます。
ごみと資源の分別にご協力をお願いします。
内容物調査の結果は以下のとおりです。
燃えないごみ(不燃物)の調査結果
地域特性を踏まえ、市内4か所(市街地2か所、集合住宅1か所、郊外1か所)のごみ収集場所を調査場所に設定しました。調査場所に出されたごみを回収(排出量が多い場所は、無作為に選んだ15袋程度を回収)し、リサイクルプラザで袋を開け、混入している資源の品目及び重量を調査しました。
調査対象ごみ袋66袋中、59袋に何らかの資源が混入しており、資源の混入率は89%でした。昨年度の結果は95%であり、6%減少しました。重量ベースでは、64%が資源であり、燃えないごみの量よりも資源の量の方が多い結果となりました。場所別でみると、市街地の1か所では、75%のごみ袋に資源が混入し、それ以外の場所では、全てのごみ袋に資源が混入している状況でした。重量ベースでは、市街地の1か所では、燃えないごみの重量が資源より多かったものの、それ以外の場所では、燃えないごみの重量よりも資源の重量の方が多くなっていました。
ごみの中に最も多くの割合で混入していた資源は、無色びんの40袋で、約6割のごみ袋に混入していました。金属類やプラスチック製品もごみの中に多く混入していました。また、カセットガスボンベやスプレー缶などの発火性危険物も11袋に混入していました。
燃えるごみ(可燃物)の調査結果
地域特性を踏まえ、市内6か所(市街地2か所、集合住宅2か所、郊外2か所)のごみ収集場所を調査場所に設定しました。調査場所に出されたごみの外観を目視で確認し、混入している資源の品目を調査しました。
調査対象ごみ袋400袋中、368袋に何らかの資源が混入しており、資源の混入率は約92%でした。昨年度の結果は約87%でしたので、やや増加してしまいました。地域特性ごとに見ると市街地が約95%、集合住宅が約90%、郊外が約86%で、市街地の方が多くの割合で資源が混入していました。
最も多くのごみ袋に混入していた資源は「プラスチック類」で、約6割のごみ袋に混入していました。また、「雑がみ」も多く混入していました。また、不燃物系の資源も一部の袋に混入していました。
ごみと資源をきちんと分別しましょう
ごみの焼却による温室効果ガスの排出を抑制し、限りある資源を有効利用するためにも、ごみと資源をきちんと分別しましょう。
プラスチック類が多くの袋に混入していました。ペットボトル以外の「プラスチック類」は、まとめて出すことができます。ぜひご利用ください。
また、資源をきちんと分別することで、使用する指定ごみ袋の大きさを小さいサイズにすることができれば、家計にも優しい取り組みとなります。ご協力をお願いします。
ごみと資源の分別冊子は こちら
プラスチック類の回収については こちら
リチウムイオン電池、スプレー缶などの発火性危険物をごみで絶対に出さないで
リチウムイオン電池などの小型充電式電池やカセットガスボンベ・スプレー缶などの発火性危険物をごみで出すとパッカー車で積み込む際や、ごみ処理施設でごみを処理する際に発火・爆発し、火災事故が発生する危険性があります。火災が発生するとごみの収集やごみの処理に大きな被害が生じ、ごみ処理が滞ってしまいます。
これらのものは、リサイクルプラザで無料で回収していますので、ご利用ください。カセットガスボンベやスプレー缶などの発火性危険物は、月1回の各地区での資源回収においても回収しています。