更新日 2020年05月22日
ブロック塀等は、最も単純な自立構造物であるため、一か所の破壊が全体の崩壊につながる危険性を持っています。震災時における生命の安全確保、避難路の確保等のため、塀の道路側への転倒を防ぎ、被害を最小限に食い止める転倒防止対策が重要です。
なお、市では道路境界沿いにある高さ1m以上のブロック塀等を撤去する場合、補助金を交付しています。詳しくはこちらをご覧ください。
ブロック塀の仕組み
現行の耐震基準
ブロック塀の基準
ブロック塀が瞬時に倒れないための最低基準は建築基準法に定められています。さらに、日本建築学会では、建築基準法を補足するものとして「コンクリートブロック塀設計基準」を制定しています。
塀厚と高さ
ブロックの厚さ | 塀の高さ |
---|---|
15センチメートル以上 | 2.2メートル以下 |
12センチメートル以上、もしくは10センチメートル以上 (注1) |
2.0メートル以下 |
(注1):建築基準法による。
たて筋間隔
空洞ブロック |
化粧ブロック | |
---|---|---|
たて筋間隔 | ブロック長さ | たて筋間隔 |
40センチメートル以下 (但し、高さ160センチメートル以下の場合は80センチメートル以下) |
40センチメートル以下 50センチメートル以下 |
60センチメートル以下 |
90センチメートル以下 | 45センチメートル以下 |
改修方法の例
ブロック塀の自己点検
みなさんの周りにあるブロック塀は、見かけはしっかりしていても安全性にかけるものがたくさんあります。危険なブロック塀をなくすよう、ブロック塀の自己点検を行いましょう。