クビアカツヤカミキリについて
市内で、特定外来生物に指定されているクビアカツヤカミキリの生息が疑われる事例が発生しました。
幼虫がサクラやウメなどに寄生して樹木の中を食い荒らし、衰弱・枯死させてしまう害虫です。
クビアカツヤカミキリの特徴
成虫は6~8月ごろに発生します。体長は2~4センチメートル程度で、真っ赤な首(胸部背板)と、ツヤツヤした黒い体が特徴です。
幼虫は樹木の中に隠れて見えませんが、3月頃から活動が活発になり、うどん状のフラス(木くずとフンが混じったもの)を大量に排出します。
【クビアカツヤカミキリの成虫(左がオス、右がメス)】

【排出されたフラス】

成虫、被害などを見かけたら
果樹園等で成虫や被害を見かけた場合は、成虫はただちに捕殺し、市農業振興課までお知らせください。
なお、本種は特定外来生物であるため、生きたまま持ち運ぶことは禁止されています。


