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帯状疱疹ワクチン定期接種について

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更新日 2025年02月10日

 

令和7年4月1日から、帯状疱疹ワクチン予防接種は定期接種(一部公費負担)となります。

 個人負担額や実施医療機関等について、詳細が決まり次第、順次、お知らせいたします。

 令和7年3月31日までは、予防接種法に基づかない任意の予防接種となります。予防接種による効果や副反応、健康被害救済制度などについて理解したうえで、接種をしてください。

なお、帯状疱疹ワクチンの定期接種開始に伴い、令和5年4月1日より実施している帯状疱疹ワクチン任意予防接種費用の一部助成を、令和7年3月31日接種分までで終了します。

帯状疱疹ワクチン任意接種費用の一部助成について(令和7年3月31日に終了します)

帯状疱疹とは

 水ぶくれを伴う赤い発疹が体の左右どちらかに帯状に出る皮膚の疾患です。強い痛みを伴うことが多く、症状は3~4週間ほど続きます。

 子どものころにかかった水痘(みずぼうそう)ウイルスが体の中で長期間潜伏感染し、免疫が低下した時などに帯状疱疹として発症します。50歳以上から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人がかかるといわれています。また皮膚症状が治った後も、50歳以上の約2割の方に長い間痛みが残る帯状疱疹後神経痛になる可能性があります。

 近年までは、水痘を発症している子どもと接触することによって、おとなは帯状疱疹の原因である「水痘・帯状疱疹ウイルス」に対する追加免疫を自然と得ていましたが、平成26年10月から子どもの水痘ワクチンが定期接種となり、水痘を発症する子どもが減少し追加免疫を得る機会も少なくなったことが、帯状疱疹が増加している原因のひとつとされています。

ワクチンの種類について

 帯状疱疹ワクチンは2種類あります。接種回数や方法などに違いがあるため、かかりつけの医師等にご相談の上、どちらかを選択してください。

製品名

乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」

(生ワクチン)

乾燥組換え帯状疱疹ワクチン「シングリックス」

(不活化ワクチン)

接種回数 1回 2回(1回目から2か月あけて2回目を接種)
接種方法 皮下注射 筋肉内注射
副反応 注射部位の発赤、かゆみ、熱感、腫れ、痛み、硬結、全身症状として倦怠感、発疹など。非常にまれにアナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎など重篤な副反応が現れることがあります。 注射部位の痛み、発赤、腫れ、胃腸症状、頭痛、筋肉痛、疲労、悪寒、発熱など。非常にまれにアナフィラキシーなど重篤な副反応が現れることがあります。
他の予防接種との接種間隔 予防接種前に、生ワクチンを接種した場合は、接種した翌日から27日以上の間隔が必要です。

※乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」は、明らかに免疫機能に異常のある疾患を有する方及び免疫抑制をきたす治療を受けている方には接種できません。

助成対象者(予定)

 次の年齢に該当する方で、過去に帯状疱疹ワクチン任意接種を受けていない又は完了していない方。

 ※乾燥組換え帯状疱疹ワクチン「シングリックス」(不活化ワクチン)は通常2回接種しますが、接種が完了していない場合は、残りの1回分が対象となります。

 ※過去に帯状疱疹ワクチン任意接種を受けている方については原則対象外ですが、医師と相談の上、接種の必要があると認められた場合は対象となります。

令和7年度から令和11年度まで

・年度内に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方

・101歳以上の方(令和7年度のみ)

・60から64歳までの方でヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害を有する方

令和12年度以降

・65歳の方

・60から64歳までの方でヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害を有する方

対象年齢の方には、案内を送付予定です。

予防接種による健康被害救済制度  アンカー

※定期の予防接種により健康被害(医療機関での治療が必要になる、生活に著しく支障がでるような障害を残すなど)が発生し、予防接種とその健康被害との因果関係があると厚生労働大臣が認定(国の審査会で審議)した場合には、予防接種法により市町村長は、健康被害に対する給付を行います。

 厚生労働省 定期予防接種による健康被害の救済制度(新しいウィンドウで開きます。) 

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TEL:0562-54-1300

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