有機フッ素化合物(PFAS)とは
有機フッ素化合物(以下PFAS)とは、有機フッ素化合物のうちペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物の総称です。
そのうち、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)及びPFOA(ペルフルオロオクタン酸)は幅広い用途で使用されてきました。
難分解性、高蓄積性、長距離移動性という性質があるため、国内で規制やリスク管理に関する取り組みが進められています。
PFAS調査結果について
PFAS検出量について国の暫定目標値は、50ng/L以下と定められています。
水質検査の結果、知多市の水道水は国の暫定目標値を下回っていることを確認しています。
令和5年度、6年度の検査結果は次の通りです。
採水場所:消防署旭出張所(新舞子字大口46)
採水日 | 令和5年11月 | 令和6年6月 |
---|---|---|
ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びペルフルオロオクタン酸(PFOA) | <5ng/L |
<4ng/L |
※< は、定量下限値未満を表しています。
定量下限値は、分析法や装置の特性、目的とする精度において正確に定量できる最小値です。
原水について
本市の水道は、自己水源を保有しておらず、長良川河口堰より約1.7km上流の長良川取水口から導水した水を知多浄水場(県営水道)で処理し、その浄水を丸根配水場で受水し、市全体に配水しています。
知多浄水場のPFAS試験結果は愛知県のホームページに記載されていますので、ご確認ください。
愛知県, 有機フッ素化合物(PFAS)試験結果
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/suishitsushiken/pfas.html
PFOS 及びPFOA に関する調査の結果について
環境省と国土交通省が共同で実施した「水道におけるPFOS及びPFOAに関する調査」のうち、水道事業及び水道用水供給事業の結果が各ホームページにて公表されています。
各地の調査結果につきましては、次のとおりです。
環境省, 報道・広報,報道発表資料,水道におけるPFOS及びPFOAに関する調査の結果について (水道事業及び水道用水供給事業分)
https://www.env.go.jp/press/press_04025.html
国土交通省,報道・広報,報道発表資料,
水道におけるPFOS 及びPFOA に関する調査の結果について
(水道事業及び水道用水供給事業分)
https://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo13_hh_000603.html