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アオノリュウゼツランの記録

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更新日 2024年11月11日

台風10号の接近により、アオノリュウゼツランの花茎が折れて被害が生じる危険性が増したため、8月26日に切り倒しました。

成長を見守ってくださった皆さん、ありがとうございました。

切り倒されたアオノリュウゼツラン

アオノリュウゼツランが開花

市役所南側の緑地に植えられたアオノリュウゼツランが7月11日に開花しました(写真は8月5日撮影)。

高さは約9m。リュウゼツランの頂点まで開花が確認できました!

大きな葉は栄養を使い果たしたのかみるみる萎み、下の方の花は枯れ始めています。

一度開花した株は、枯死してしまい、一生に一度だけ咲かせる珍しい花です。市役所にお立ち寄りの際には、ぜひご覧ください。

市役所からリュウゼツランまでの道案内

 

1.市役所正面玄関前から、正面向かって左へ進みます。

2.道が二股に分かれているので、右の道を進みます。

3.突き当たりを右に進みます。

4.緑地を進み、右に曲がります。

5.市役所建物側にリュウゼツランがあります。

リュウゼツランとは

 リュウゼツランとは、リュウゼツラン亜科・リュウゼツラン属に分類される植物の総称です。100種類以上が知られており、先のとがった多肉質の葉を放射上に広げる姿が、竜の舌を思わせることから名付けられました。また、生育がゆっくりで、花を咲かせるまでに数十年かかることから、「センチュリープランツ(世紀の植物)」とも呼ばれます。

 メキシコを中心に中~南アメリカの熱帯地域に自生し、食用・繊維作物、観葉植物としても広く栽培されています。茎は太く短いため、地面から直接葉が生えているように見えます。

 葉の間から木の幹ほどの太さがある花茎(マスト)を伸ばし、先端にたくさんの筒状の花(白や黄色)をつけます。花は先端の数個だけが結実し、その後株は枯れてしまいます。日本では、30年から50年で開花しますが、開花年齢は決まったものではなく、生育地の気候、栄養状態などに左右され、個体差があります。開花期になると、下の葉が枯れ始め、花茎は急成長。1日に10cmほど成長し、2か月ほどで大きいものだと10mにもなり、開花します。

市役所にあるアオノリュウゼツラン

 平成18年ごろ、知多市にある出光興産(株)愛知製油所(昭和50年操業開始)の敷地内でアオノリュウゼツランが開花しました。これまでに敷地内で開花したことはなく、非常に珍しいとのことでした。詳細は残っていませんが、そこから出た株が市に鉢植えで寄贈され、それを市役所南側の緑地に植えたものと思われます。寄贈を受けたのが平成19年だったとすれば、17年ほど経っていることになります。

▲5月16日時点のアオノリュウゼツラン

▲7月3日時点のアオノリュウゼツラン

▲7月12日時点のアオノリュウゼツラン

▲7月23日時点のアオノリュウゼツラン

お問い合わせ

 
知多市 秘書広報課
TEL:0562-36-2642

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