更新日 2024年05月28日
生活支援体制整備事業
ひとり暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯、認知症高齢者が増加する中、いつまでも住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けるためには、多様な主体による生活支援や介護予防、社会参加が必要であると言われています。
「生活支援体制整備事業」は、地域住民やボランティア、NPO、民間企業などの多様な主体が連携しながら、高齢者の日常生活を支える生活支援を充実させたり、生きがいや介護予防につながる社会参加の機会を確保することを一体的に推進していくもので、知多市では、「生活支援コーディネーター」を社会福祉協議会に委託して中学校区ごとに配置し、地域資源の把握や地域の支え合いづくりを推進しています。
令和4年度からは市内5地区の会場で高齢者相談支援センターの社会福祉士等の専門職が、年齢や内容に関わらず様々な相談に応じる「ふくし出張相談」の実施を開始しました。
令和5年3月には、高齢者の方の日常生活で助けになる情報を掲載した「知多市高齢者生活おたすけマップ」を作成しました。
生活支援コーディネーターの役割
- 地域資源の把握…地域の居場所や生活支援に関する団体等の「地域資源」を把握します。
- 生活支援ニーズの把握、共有…地域の困りごと・課題を把握し、地域のみなさんや市・関係機関と共有し、地域における支え合いについて考えます。
- 担い手の育成…サロン等の立ち上げ支援・助言を行ったり、住民ワークショップ等の実施により、支え合いに参加する担い手を応援し、高齢者の社会参加・生きがいづくりの機会を創出します。
- 協議体の設置、会議の開催…地域住民や関係機関が集まり、地域における生活課題やニーズの情報共有、連携強化である「協議体」を設置し、支え合い活動の仕組みづくりにつなげます。
令和5年度知多市生活支援協議体委員会開催実績(※令和6年度から知多市包括支援協議体委員会へ名称を変更しました)
介護予防サービス及び生活支援サービスの体制整備について、情報共有や連携強化のため、さまざまな立場の皆さんで意見交換を行っています。
セル | 日時 | 内容 |
---|---|---|
第1回 | 令和5年7月24日(月) |
知多市の生活支援体制整備事業等について 2層生活支援コーディネーターより令和4年度実績報告及び令和5年度事業計画について SCだよりの作成について |
第2回 | 令和5年10月20日(金) |
「東浦町における地域づくりの取組について」研修 |
第3回 | 令和5年12月21日(木) |
令和5年度の2層生活支援コーディネーターの活動について コミュニティソーシャルワーカーの配置に伴う生活支援体制整備事業推進体制の変更について |
第4回 | 令和6年2月21日(水) |
生活支援協議体委員会の変更について 高齢者の課題解決に向けたデジタル活用について 令和6年度の研修会事業について |
ふくし出張相談
高齢者相談支援センターの社会福祉士等の専門職が、年齢や内容に関わらず様々な相談に応じます。
日時 | 会場 |
第2水曜日13:30~15:30 |
青少年会館 |
第3木曜日9:30~11:30 |
ふれあいプラザ |
第3金曜日9:30~11:30 |
東部まちづくりセンター |
第4火曜日13:30~15:30 |
岡田まちづくりセンター |
第2金曜日9:30~11:30 |
旭まちづくりセンター |
知多市高齢者生活おたすけマップについてはこちら(新しいページで開きます)
就労的活動支援事業(ちょこっとサポート事業)
ちょこっとサポート事業は、65歳以上の高齢者の日常生活のちょこっと困っていることを有償で助け合う取り組みです。
令和3年10月1日から事業を開始しました。
依頼会員の方は低料金で身近な住民の方に手助けをしてもらえ、支援会員の方はこれまでの自分の知識や技術を生かした活動ができ、
報酬を受け取ることができます。
1 対象者
(1) 依頼会員(助けてほしい方)は市内在住で65歳以上の方。
(2) 支援会員(手助けができる方)は市内在住、在勤で原則65歳以上の方。
なお、事前に無料の研修を受講していただきます。
2 支援内容
ゴミ出し、買い物、掃除、電球交換、話し相手など
3 支援内容
平日の午前8時30分~午後5時までの間で1時間程度
4 報酬
30分以内300円、1時間以内500円
5 事務局
事業のコーディネートを市の委託により福祉・子育てサービスなどの実績があるNPO法人ゆいの会(新知字西屋敷22番地の2)が担います。
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