ペットボトルの水平リサイクル「ボトルtoボトル」を実施します
令和5年4月から、市が回収したペットボトルは、すべて新たなペットボトルへとリサイクルされます。
市民の方が行う分別の仕方については変更ありません。
ペットボトルはペットボトルに
水平リサイクルとは、使用済み製品を原料として用いて、同じ種類の製品につくりかえるリサイクルのことです。
ペットボトルは、新たな石油由来原料を使わずに、何度もペットボトルにリサイクルすることができる資源であるにも関わらず、ボトルからボトルへ水平リサイクルされているのは、国内の回収量の20.3%に留まっています。「繊維」や「フィルム・シート」等ペットボトル以外にリサイクルされた場合、使用後に焼却されてしまったり、リサイクルされても多くの場合、数回でリサイクルの輪が途切れてしまいます。
知多市では、ペットボトルを繰り返しリサイクルする水平リサイクルを推進することにより、新たな石油由来原料を使わない持続可能な循環型社会かつ脱炭素社会の実現を目指します。
ペットボトルの水平リサイクルに関する協定の締結について
協定締結式
知多市と豊田通商株式会社とサントリーグループは、ペットボトルの水平リサイクルに関する協定を令和4年12月16日に締結しました。
出席者
知多市 宮島市長
豊田通商株式会社 化学品・エレクトロニクス本部 本部COO 浦田 和幸氏
サントリーホールディングス株式会社 執行役員 サステナビリティ経営推進本部 副本部長 藤原 正明氏
サントリー知多蒸溜所株式会社 代表取締役社長 宮島 哲史氏
左から宮島哲史氏、藤原氏、宮島市長、浦田氏
連携事項
(1) ペットボトルの水平リサイクルに係る普及啓発及び環境学習に関すること
(2) ペットボトルの水平リサイクルの枠組みの維持に関すること
(3) その他、ペットボトルの水平リサイクル及び資源循環の推進に関すること
豊田通商株式会社では、サステナビリティ重要課題への取り組みとして、「廃棄物を資源化することで、モノづくりを支え、循環型社会に貢献」することを掲げ、プラスチックの再資源化に取り組んでいます。
サントリーグループでは、2030年までに石油由来原料の新規使用ゼロの実現に向けて、自社で使用するペットボトルを100%サステナブル化することを目標に様々な取組みを行っています。
今後も分別回収にご協力ください
今回の協定により、ペットボトルの分別の仕方に変更はありません。
ペットボトルのキャップを取り、中を軽く水洗いしてください。
最後に平らにつぶして、分別して指定された排出場所に出してください。
- PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。アドビシステムズ社から無料で配布されておりますので、こちらからダウンロードしてご利用ください。