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ゼロカーボン授業

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更新日 2023年03月29日

 

ゼロ―カーボン授業を行いました。

令和3年8月23日に「ゼロカーボンシティちた宣言」の表明し、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることをめざしています。2050年の脱炭素に向けて社会が進みつつあるなかで、未来の社会の中心的役割を担う高校生に「ゼロカーボン」について考えてもらうため、「ゼロカーボン社会に向けて ~大人たちへのメッセージ~」と題して、知多翔洋高校で授業を行いました。

授業の様子

令和4年1月27日、2月1日の2回にわたって、3年生の1クラスで授業を行いました。

1日目(1月27日)

1回目の授業では、授業の趣旨として、市職員から「ゼロカーボンシティちた宣言」について説明した後、講師の方から、このまま地球温暖化が進むとどうなるか?について、お話しいただきました。
(講師は、第3次知多市環境基本計画の策定をお手伝いいただいた(株)地域計画建築研究所さんにしていただきました。)

 

授業の様子1.JPG

「ゼロカーボンシティちた宣言」について説明させてもらいました。

 

授業の様子2.JPG

温室効果ガスを減らせずに地球温暖暖化が進行し、気温の上昇を1.5度に抑えられないと
気候や自然災害がどうなっていくと予測されているのか学びます。

 

授業の最後に話を聞いて、感じたこと、気になったことをワークシートに書き出してもらいました。

地球温暖化が進むと自然災害が多くなったり、100年後、夏の平均気温が40度を超えてしまうことを驚きをもって受け止めていたり、自分たちと同世代のひとが行動していることにもっと深刻に考えなければと、自分に関係あることとして受け止めてくれていました。

一方で、「温室効果ガスを抑えないといけないことを知っているのに抜け出せないのか」、「口で言っているだけで何も変化していないこと」、「様々な対策はあるが、それを実現できているのかわからない」という疑問も出してくれました。

世界が地球温暖化を防ぐための目標を掲げ、知多市も「ゼロカーボンシティちた宣言」を表明しました。ゼロカーボン社会の実現には、目標を掲げるだけでなく、だれかがすればいいことでもなく、みんなでできることを進めていくことが重要です。

2日目(2月1日)

2日目は、前回の授業を振り返りながら、ゼロカーボン社会の実現に向けた高校生から大人たちへのメッセージを川柳で表現してもらいました。 

 

 授業の様子3.JPG

課題にどうしようかなと苦戦しながらも、組になって、ワイワイ川柳を作ります。

 

 授業の様子4.jpg

作った川柳を発表し合います。

 

自動車ではなく徒歩にしたり、植樹をするなど今の大人たちに取り組んで欲しいことや、大人に地球温暖化について知ってほしいといったメッセージを川柳に合わせて、発表してくれました。地球温暖化について考えるなかで、よりよい未来をつくるためにどうしたらよいか考えてくれた様子でした。

地球温暖化は、未来の話、未来の問題というわけではありません。今回の授業は高校生を対象としたものでしたが、世代に関係なく、みんなでゼロカーボン社会にむけて一歩一歩進めていきましょう。 

 

お問い合わせ

環境経済部 環境政策課
TEL:0562-36-2660

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