更新日 2021年10月19日
新型コロナウイルスの流行する中、小中学校が臨時休校となり、お子さんとご自宅で過ごす時間が増えたというご家庭も多いかと思います。新型コロナウイルスの感染予防のためにも、普段からの健康管理で免疫力を高めておくことが大切です。休校中の今こそ、家族みんなで意識してもらいたい食事のポイントについてお伝えします。
食事のポイント
1日3食とろう!
外出が減り、お腹が空かないからといって食事を抜いていませんか?1食でも欠けると1日に必要な栄養素をとることができません。できる範囲で体を動かし、1日3食規則正しく食事がとれるようにしましょう。また、間食のだらだら食いは肥満や虫歯の原因となります。間食は、量と時間に気を付け、食事に影響が無い程度に楽しみましょう。
食事は主食+主菜+副菜を組み合わせて
バランスの良い食事のポイントは、1ごはん・パン・麺などの主食、2肉・魚・卵・豆・豆製品などの主菜、3野菜・海藻・きのこなどの副菜 の3つをそろえることです。一品料理でもこの1から3の3つがそろうように意識しましょう。特に野菜・海藻・きのこ・豆類は給食のない日に不足しやすい食品です。忙しいときは、冷凍野菜やカット野菜、野菜100%ジュースなど便利なものを利用すると良いでしょう。
カルシウムを意識して
小中学校の臨時休校により給食のない日が続いていますが、学校給食の有無で特に差が大きい栄養素はカルシウムです。給食で牛乳が毎日提供されるのは、牛乳がカルシウムの一番の供給源だからです。小中学生のみならず、成人期以降も骨量維持のためにしっかりとカルシウムを摂取することが必要です。毎日コップ1杯の牛乳を飲むよう心がけましょう。牛乳が苦手・飲めない方は、カルシウムを多く含む食品(干しエビ、いりごま等)をおかずに加えるなど、少しずつでも意識してとりましょう。
また、カルシウムは吸収率の悪い栄養素です。吸収率をアップさせるためにはビタミンDが必要です。ビタミンDは日光に当たることで体内でも作られます。外出はあまりできませんが、少し外に出て、日光に当たる時間を作りましょう。
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