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ヒトパピローマウイルスワクチン(子宮けいがん予防ワクチン)の接種

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更新日 2025年03月31日

20歳代から30歳代に増加している子宮頸がんは、ほとんどがヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染で生じることが分かっています。HPVは女性の多くが一生に一度は感染するといわれるウイルスです。感染してもほとんどの人ではウイルスが自然に消えますが、一部の人でがんになってしまうことがあります。子宮頸がんの原因となるHPVの感染を防ぐワクチンがHPVワクチンです。

HPVワクチンは、平成25年4月より定期予防接種となりました。平成25年6月より積極的な接種勧奨を控えていましたが、ワクチンの有効性や安全性が認められた結果、「接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回る」とされ、令和3年11月26日より個別勧奨を再開することとなりました。

 ワクチン効果やリスクに関するリーフレットについて、詳しくはこちらをご覧ください。

 厚生労働省「ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~(新しいウィンドウで開きます)

対象者

 

定期接種期間(令和7年度の対象者)

生年月日 接種期限
平成21年4月2日~平成22年4月1日 令和8年3月31日
平成22年4月2日~平成23年4月1日 令和9年3月31日
平成23年4月2日~平成24年4月1日 令和10年3月31日
平成24年4月2日~平成25年4月1日 令和11年3月31日

定期接種の方

  • 小学6年生~高校1年年齢相当の女子
  • 接種期間:12歳を迎える年度の初日(4月1日)から16歳を迎える年度の末日(3月31日)まで

※接種時に知多市に住民登録のある方

予診票発送

 年度内に13歳を迎える女子(中学1年生)とその保護者に対し、個別に予診票を発送します(例年6月頃)。

 ※令和7年度に14歳~16歳を迎える女子(中学2年生~高校1年生相当)とその保護者に対しては、すでに個別に予診票を発送しています。

 それ以外の方で接種を希望する場合、転入等で予診票が届かない場合は、随時予診票を発行しますので健康推進課(保健センター内)へお問い合わせください。ただし、予診票を発行するのは対象期間内の方に限ります。

 

キャッチアップ接種の条件付き期間延長について

 HPVワクチンの積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方に対し、公平な接種機会を確保する観点から、時限的に従来の定期接種の対象年齢を超えて接種を行う、キャッチアップ接種を実施しています。

 キャッチアップ接種は、令和7年3月31日まで定期接種として取り扱うこととしていましたが、令和4年4月1日から令和7年3月31日までに1回以上接種をしており、接種が完了していないことを条件に、接種期間を令和8年3月31日まで延長することが、国の審議会で了承されました。

接種期間延長となる条件

 平成9年4月2日から平成21年4月1日までの間に生まれた女性で、令和4年4月1日から令和7年3月31日までにHPVワクチンを1回又は2回接種をしていて、接種が完了していない方

期間

 令和8年3月31日まで

予診票発送

 対象者には、すでに予診票を発送しています。転入などにより、予診票をお持ちでない方は、健康推進課へお問い合わせください。

その他

 既に3回接種を受けている方はキャッチアップ接種の対象外です。

接種方法

1.予診票を入手後、市の指定医療機関に予約してください。

※公費(無料)で接種できるHPVワクチンは3種類ありますので、いずれかを選択して接種してください。

※十分な免疫効果を得るために、必ず同じ種類のワクチンを規定回数接種してください。

※ワクチンの種類により接種間隔が異なりますので十分注意してください。詳しくは後述する「ワクチンについて」をご覧ください。

※知多市外の医療機関で予防接種を希望される場合は、こちらをご確認ください。 

2.接種当日は、予診票と母子健康手帳を持参し、医療機関で接種を受けてください。

※接種の履歴を確認する必要があるため、母子健康手帳を持参しないと接種ができません。お手元にない場合は、健康推進課(保健センター内)へお問い合わせください。

ワクチンについて 

 公費(無料)で接種できるHPVワクチンは、「サーバリックス(2価)」(製造販売元:グラクソ・スミスクライン株式会社)、「ガータシル(4価)」(製造販売元:MSD株式会社)、「シルガード9(9価)」(製造販売元:MSD株式会社)の3種類がありますので、いずれかを選択して接種してください。

 接種を受ける際には、下記の事項に留意のうえ、受けてください。 

  1. 子宮けいがんの予防については同様の効果が認められています。各ワクチンの効果については、説明書をよくお読みいただき、いずれかのワクチンを予約してください。
  2. 十分な予防効果を得るため、必ず同じ種類のワクチンを規定回数接種することが必要です。 

接種間隔

HPV接種間隔

 

厚生労働省 予防接種情報(新しいウィンドウで開きます。)

厚生労働省 9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(シルガード9)について(新しいウィンドウで開きます。)

 

予防接種健康被害救済制度

 定期予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障を残すような健康被害が生じ、当該予防接種とその健康健康被害との因果関係がある旨を厚生労働大臣が認定した場合は、予防接種法に基づく医療費・障害年金等の補償が受けられます。

厚生労働省予防接種健康被害救済制度のページ(新しいウィンドウで開きます)

 なお、定期・任意接種に関わらず健康被害を生じた場合は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づく救済を請求することとなります。

独立行政法人医薬品医療機器総合機構の救済制度のページ(新しいウィンドウで開きます)

お問い合わせ

健康文化部 健康推進課(保健センター内)
TEL:0562-54-1300

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