更新日 2023年03月29日
光化学オキシダント
自動車や工場などから排出される炭化水素や窒素酸化物が、大気中で太陽の強い紫外線を受けると、光化学反応を起こし、オゾンなどの光化学オキシダント(酸化性物質)を発生させます。この光化学オキシダントが特殊な気象条件になったとき、白いモヤがかかったようになります。この状態を光化学スモッグと呼んでいます。
光化学スモッグは、夏の日差しが強くて風の弱い日に特に発生しやすく、目がチカチカする、せきが出る、のどが痛くなるなど人体に影響を及ぼしたり、植物の生育を阻害したりすることがあります。