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大気環境用語解説

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更新日 2017年04月01日

二酸化硫黄(SO2)
浮遊粒子状物質(SPM)
窒素酸化物(NOx)
光化学オキシダント(Ox)
降下ばいじん
ダイオキシン類(DXNs)

二酸化硫黄(SO2)

石炭、重油等の硫黄分を含む燃料が燃焼するときに発生する無色の刺激性の気体で、水に溶けやすく、高濃度のときは、眼の粘膜に刺激を与えるとともに、呼吸機能に影響を及ぼすといわれています。 

浮遊粒子状物質(SPM)

大気中に浮遊する粒子状物質であって、その粒径が10ミクロン(1ミクロン=1/1000mm)以下のものをいい、大気中に比較的長時間滞留し、人の気道又は肺胞への付着率が高く、高濃度のときは健康上影響を与えると言われている。発生源は、工場、交通機関等人為的なもののほか、土砂の舞い上がりや火山活動等自然的なものがある。

窒素酸化物(NOx)

窒素と酸素の化合物全体のことをいい、一酸化窒素、ニ酸化窒素がその主なもので、燃焼時の高温下で空気中の窒素と酸素が化合することによるほか、窒素分を含む有機物が燃焼するときにも発生する。発生源は、工場、自動車、家庭等である。

二酸化窒素は、赤褐色の刺激性の気体で、高濃度のときは、眼、鼻等を刺激するとともに、呼吸器全体に影響を及ぼすと言われている。

光化学オキシダント(Ox)

大気中の窒素酸化物、炭化水素等が強い日射を受け光化学反応を起こし生じるもので、高濃度のときは、眼を刺激し、呼吸器、その他の臓器に影響を及ぼす一方、植物被害等生活環境にも影響を及ぼすと言われている。

降下ばいじん

大気中の粒子状物質のうち、比較的大きいものが重力や雨の作用によって地上に降下したもので、発生源は、石炭、重油等の燃焼に伴い大気中に放出されたもの、風により、土砂が舞い上げられたものなどがある。

ダイオキシン類(DXNs)

通常は無色の固体で、水に溶けにくく、蒸発しにくい。現在の主な発生源は、ごみ焼却などの燃焼ですが、その他に、製鋼用電気炉、たばこの煙、自動車排出ガスなど様々な発生源がある。

お問い合わせ

環境経済部 環境政策課
TEL:0562-36-2660

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