本文へ

知多市の子育て支援ネットワークづくり

印刷する

更新日 2023年03月29日

   子ども・子育て支援事業計画は、「地域ぐるみで子ども・子育てを支え、子どもがいきいきと育つまち」の理念を実現するため、次世代育成支援を包括的に進め、その中で、子どもたちが、いきいきと育とうとする主体性を大切にします。

 また、「知多市子ども条例」に掲げられている、子どもの権利を尊重した家庭や地域の子育て力が向上できる子育て支援の環境を整えます。次世代育成支援行動計画で進めてきた子育て支援策を、点から線へ、線から面へつなぎ、乳幼児期から学齢期まで切れ目なくつながる包括的な子育て支援体制を目指します。

 さらに、次の5つの柱を基本目標と定め、子育て支援を推進します。「⒈子どもの権利を大切にする切れ目のない子育て支援」「⒉子どもがいきいきと育つ地域の子育て支援」「⒊関係機関・専門職が連携した個別ニーズへの対応」「⒋子どもが健やかに育つ教育・保育の質的向上」「⒌育児と仕事を両立し社会参画できる環境づくり」

 その実現に向けて、市ではこれまで進めてきた「3層の子育てネットワーク」を継承し、市民協働によりその実現に向けて取り組みます。

 

重層的な子育てネットワークとは

第1のネットワーク : 地域で子どもを育てる

 子どもの豊かな人間性を育むため、地域全体で子ども・子育てを支援していくことが必要です。地域に広がる様々な市民主体の活動を効果的につなぎ、世代を超えた地域住民の交流・協力による、育児支援や親子の仲間づくりの活動を活性化します。

 

第2のネットワーク : 個別のニーズに対応する

 一人ひとりの子どもが自尊感情(自己肯定感)を持ちながら育まれるよう、家庭や地域の子育て力を高めることが必要です。保育士・保健師・家庭児童相談員等の専門職員が地域の子育て活動の場に出向き、きめ細やかな相談・支援を行い、育児不安の解消を図ります。また、児童虐待の防止に向けて、利用者の視点に立った予防的活動を充実します。

第3のネットワーク : 子どもの命と人権を守る

 虐待は、子どもの将来にわたって、心身に大きな影響をもたらすものであり、児童虐待による死亡事件の大半を乳幼児が占めています。要保護児童への早期からの介入と家族の再統合への支援を進めるとともに、社会的養護が必要な場合、「要保護児童対策地域協議会」が中心となり、福祉、保健、医療、教育などの関連機関が連携し、迅速かつ適切な対応を行います。

 各ネットワークを強化し、3層のネットワークが切れ目なく、重層的につながっていく体制づくりを目指します。

 知多市の未来を担う子どもたちの育成に向け、市民の皆さま方の一層のご協力をお願い申し上げます。

 

「児童センター(ふれあいプラザ内)」へ

お問い合わせ

福祉子ども部 児童センター
TEL:0562-54-1535

PAGETOP

質問する