ミニテニスって何?
- 日本で行われているニュースポーツの一つです。
- 昭和60年に卓球・バドミントン・テニス・ビーチバレーボールなどをミックスした生涯スポーツとして誕生しました。
- テニスに比べ、ラケットが軽くコートも比較的小さいため(バドミントンコートを使用)、老若男女、初心者を問わず、すぐにゲームを楽しめるのが特徴です。
どうやるの?
- テニスラケットを小さくしたものとビニール製の大きなボールを使います。
- 既存のバドミントンコートと、バドミントンネットを使います。
- ゲームは2対2のダブルスで行い、サービスからレシーブまですべてワンバウンドしたボールを打ちます。
- 3ゲーム中2ゲーム先取したほうの勝ちとなります。
- 1ゲームは6ポイントとし、先に6ポイント先取したほうがそのゲームを取ることになります。
試合の流れ
第1ゲーム
AチームとCチームの対戦の場合
(1)
- まず、サーブの組とレシーブの組をジャンケンで決めます。
- サーブは1ゲーム同じ人が打ちます。(最初はAがサーバー)
- また、サービスは1回とします。
(2)
- 1回目のサーブはサーバーがアの範囲内から打ちます。
- サーバーの足がラインを踏んでいたり、この範囲から出たらアウトです
- サーブは必ずワンバウンドさせてから、しかも腰より低い位置で打たなければなりません。
(3)
- サーブは、Aから対角線上の相手コート(イの範囲)に入れます。
- これに入らなければ、相手に1ポイント加点されます。
- ネットやポールに当たり、イの範囲に入った場合はもう一度サーブをやり直します。(再度同じときは、これの繰り返し)
(4)
- 相手チームはサーバー(A)の対角線の人がレシーバー(C)となり、その人が打ち返さなければなりません。
(5)
- サービスされたボールをレシーブした後は、交互ではなく、どちらが打ってもかまいません。失敗すると、相手の得点となります。
(6)
- 2回目のサーブは、サーブの組が左右入れ替わります。
- サーバーは同じ(A)、レシーバーは、対角線の人(C')
つまりサービスは、ネットに向かって右側よりはじめ、左右交互に対角線上の相手のコート内にボールを入れます。
(注)レシーブの組は左右の入れ替わりはありません。
(7)
- 以降は1回目~2回目までの順序を繰り返します。
- どちらかが6ポイント取ったらゲーム終了です。
- ジュースはありません。
- 5対5となった場合には、S・R戦に入ります。
S・R戦は後に説明します。
(8)
コートは、1ゲーム終了するごとに相手側と交代します。
タイムオーバー(第1ゲーム・第2ゲームの場合)
- サービスボールがコート中間地点を通過してから、1分経過すると、タイムオーバーとなり、両ペアに1ポイントづつ加点されます
- 次のサーブも同位置から同じサーバーが行います。
- どちらかが5ポイントに達している時にタイムオーバーとなると、両チームに1ポイントずつ加点され、ゲーム終了となります。
例)
AA'対CC'が4対2の時にタイムオーバーとなると5対3となります。
AA'対CC'が5対3の時にタイムオーバーとなると6対4となり、ゲーム終了となります。
第2ゲーム
- サーブ権は相手チームに移り、(C)がサーバーとなります。
- 以降は第1ゲームと同様です。
第3(ファイナル)ゲーム
- サーブはA→A'→C→C'の順に行います。
- タイムオーバーになった時は加点されるので、サーブは次の次の人に移ります。
- 得点をコールするときは、サービス側からコールする。
例)
- AA'対CC'が4対2で、Cがサーブを行い、タイムオーバーとなった時、得点は5対3となり、次のサーブはC'を飛ばしてAとなります。
- AA'対CC'が3対5でAがサーブを行い
- タイムオーバーとなった時、4対6となり、ゲーム終了となります。
- AA'チームが得点をとった場合は得点は4対5となり、次のサーブはAの隣のA'となります。
- 5対5となった場合には、S・R戦に入ります。
この3ゲームの間に、2ゲーム取ったほうの勝利となります。
S・R戦とは?
ポイントが5対5となってしまった場合、ミニテニスでは公式テニスのようなジュースではなく、S・R戦というルールを用います。
S・R戦とは、その名の通り、サービスとレシーブを繰り返してポイントを取り合うというものです。
S・R戦1回戦目
(1)Aがサービスを打ちます。
(2)レシーバーのCが相手のサービスエリアに返球します。
(3)Aがレシーブし、相手のサービスエリアに返球します。
(4)Cが再度レシーブし、相手のサービスサービスエリアに返球します。
どちらかが失敗したら決着がつきます。
(4)まで行けばS・R戦の次回戦に行きます。
S・R戦2回戦目
(1)S・R戦1回戦で決着がつかなかった時は、Cがサーブを打ちます。
(2)レシーバーのAが相手のサービスエリアに返球します。
(3)Cがレシーブし、相手のサービスエリアに返球します。
(4)再度Aがレシーブし、相手のサービスエリアに返球します
S・R戦3回戦目
(1)S・R戦2回戦でも決着がつかなかった場合は、A'がサーブを打ちます。
(2)レシーバーのC'が相手のサービスエリアに返球します。
(3)A'がレシーブし、相手のサービスエリアに返球します。
(4)再度C'がレシーブし、相手のサービスエリアに返球します。
S・R戦4回戦目以降
- 4回目のサーバーはC'です。
- 以降、決着がつくまでサーバーが順に変わって(A→C→A’→C'→A→…)
S・R戦を続けます。
以上で、大まかなミニテニスのルールは終わりです!
最後に
現在、一部地域の小・中学校では授業にミニテニスを取り入れられており、小さなお子様から、年配の方まで幅広い年齢層で楽しむことができます!
知多市では、生涯スポーツとしてミニテニスを推進しています!
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