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緑と花のまちづくり 園芸福祉をはじめよう!

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更新日 2017年06月23日

知多市では「花いっぱい運動」による緑化の推進に取り組んでいます。そこに「園芸福祉」の考えを取り入れて、園芸の持つ様々な効用によって、市民の生活環境を向上させ、地域の活性化やまちづくりを推進する、「緑と花のまちづくり」を展開します。

園芸福祉の活動とは

 花や野菜を育てて、みんなで幸せになろう。一言でいえば、これが園芸福祉です。園芸に携わることによって、多くの人たちと交流し、植物と接し栽培する楽しみや喜びを共有し、心身ともに癒され、より健康で幸せに生きることを目指すことが園芸福祉活動です。
 健康かどうか、障がいがあるかどうかなどに関係なく、すべての人たちが同じ立場で参加して、植物を通した多彩な活動を展開します。

園芸福祉の活動の支援をします

緑と花のまちづくりサポーター

知多市では、園芸福祉に関する一定の養成講座を受講し、市が認定した「緑と花のまちづくりサポーター」を市内の地域や学校、医療・福祉施設などの要請に応じて派遣します。派遣された「緑と花のまちづくりサポーター」は、それぞれの現場や施設で、市民と一緒になって、ボランティアで園芸福祉活動の指導や支援をします。

 

園芸の持つ効用

環境的効用

植物を栽培することにより、環境条件が快適になります。

  • 温度、湿度の変化を緩和します。
  • 防音、防風、遮光の効果があります。
  • 空気の浄化、土壌保全、保水をします。
  • シックハウス症候群の原因となっている化学汚染物質を除き、ほこりを減らします。
  • 地球温暖化の抑制につながります。
  • プライバシーの保護をします。
  • 庭や室内を彩ります。

社会的効用

共同作業で園芸を行うことにより、市民の社会意識が向上します。

  • 地域でのコミュニケーションが容易になります。
  • 情緒が安定し、人間関係が円滑になります。
  • 活動の成果は景観や環境美化につながり、内外の評価を高め、市民が誇りを持ちます。
  • 地域の連帯感を強め、地域づくりが促されます。

心理的効用

植物に親しむことや園芸作業を行なうことで、癒しの効果が期待されます。

  • 不安や緊張感がほぐれて、気持ちが静まります。
  • 心の安らぎや落ち着きをもたらします。
  • 安らぎや情緒安堵感が感じられます。
  • 植物がいっぱいの景観を見ると、α波が増えると言われています。

教育的効用

園芸を通して「育てる」ことを学び、教えることが出来ます。

  • 自然観察や理科などの貴重な実体験となります。
  • 共同作業による連帯感を育みます。
  • 四季を感じることで、美観、道徳観、文化を学ぶことが出来ます。
  • 情操教育、自然教育、環境教育などで、取り上げられています。

身体的効用

園芸作業を行なうことにより、健康の回復や維持を可能とします。

  • 運動不足を補います。
  • 機能の回復を図ります。
  • 体調を整えます。
  • 一般のスポーツより、運動強度が小さいため、体力のない人も容易に取り組めます。
  • 脳や筋肉の萎縮を抑え、老化の進行を遅らせることが期待されます。
  • 心理的効用が加わることで、健康回復に役立ちます。

経済的効用

緑と花のまちづくりを推進して、地域経済の活性化を目指します。

  • 庭や町並みが綺麗になることにより、地域の評価が上昇し、不動産価値が上がります。
  • 公園や市民農園を市民が維持管理できれば、公費の節減につながります。
  • 販売による経済的利益を得ることができます。

 

 

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お問い合わせ

都市整備部 緑と花の推進課
TEL:0562-36-2673

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