市民参画手続制度
平成15年度から事業や計画を決定する過程において、皆さんが持っている意見や意向を市へ伝えることができる仕組みとして、「市民参画手続制度」を実施しています。この制度は、皆さんと行政の持つ情報をお互いが共有し、それぞれの立場で公共活動を担うとともに、市民と行政のコミュニケーションを得るための手続を定めたものです。
実施予定案件
いつ、どのような方法で皆さんからの意見や意向を伺うのかを一覧表でまとめています。案件の内容や意見の募集期間等については、実施予定日にあわせて個別に公表していきます。皆さんからのご意見をお願いいたします。また、これまで行ってきた案件についてもご覧いただけます。
令和4年度 市民参画の予定案件一覧
案件名 |
市民参画手続の内容 | 実施予定 | 担当課 |
---|---|---|---|
知多市生活排水処理基本計画の改訂 知多市汚水適正処理構想の策定に伴い、廃棄物の処理及び 清掃に関する法律に基づく計画として、生活排水処理に関 する計画を改訂するもの |
パブリックコメント |
4年12月~ 5年1月 |
環境政策課 |
知多市ごみ処理基本計画の改訂 西知多クリーンセンターの稼働に向けて、廃棄物の処理及 び清掃に関する法律に基づく計画として、ごみ処理に関す る計画を改訂するもの |
パブリックコメント |
4年12月~ 5年1月 |
ごみ対策課 |
知多市緑の基本計画の策定 都市緑地法に基づく計画として、都市公園の整備、緑地の 適正な保全及び緑化の推進を実施するための新たな計画を 策定するもの |
パブリックコメント |
4年9月~ 10月 |
緑と花の推進課 |
(案件等に加除又は修正があった場合には、随時更新します。)
これまでの実施案件
市民参画手続制度とは?
市では、皆さんの意見や意向を政策等に採り入れるために、「市民参画手続制度」を設けています。この制度は、市が事業や計画を決定する途中の段階で、市民が事業や計画へ参画する機会を確保し、市民と行政のコミュニケーションを得るための手続を定めたものです。
制度の主な特徴としては、次の3つがあげられます。
- 実施予定案件の事前公表
市民参画を行う事業や計画を一覧表にまとめ、年度当初に公表することによって計画や事業の決定を市民参画により行うことを約束するとともに、市民が事業や計画に対する検討時間を確保します。 - 効果的な市民参画の選択と実施
市民参画の手法は、「パブリックコメント」「ワークショップ」「ヒアリング」「市民説明会」など多様です。事業の規模や市民生活の影響などを考慮して、事業や計画に対して有効な市民参画の手法を選択し、有効な時期に実施することで、市民の意見や意向を効果的に反映させます。 - 実施結果の公表
市民参画手続の実施結果を広く公表することによって、手続に参画されなかった方との情報の共有が図られ、広く行政と市民とのコミュニケーションを図ります。
手続の内容
市民参画手続は、「パブリックコメント手続」「ワークショップ手続」「その他手続」の3つに分類し、それぞれの手続について次のとおり定めました。
パブリックコメント手続
パブリックコメントとは、事業や計画の意思決定をする前に、その内容、趣旨を市民へ公表し、これらについて提出された意見を考慮して意思決定を行うとともに、市民の意見に対する行政の考え方を公表する手続です。パブリックコメントは広く市民の皆さんが、時間等の制約を受けずに気軽に意見を提出できる点などですぐれた市民参画の手法であると考えられます。

ワークショップ手続
ワークショップとは、所定の課題について実際に参加者が自ら参加、体験しながら、それぞれが学び建設的な意見を出し合いながら討議を重ね、共同でプランなどを創造するものです。
その他手続
「パブリックコメント手続」「ワークショップ手続」以外の市民参画手続。例えば審議会、アンケート、シンポジウムなどが考えられます。
用語解説
市民参画手続 |
政策等の形成過程において市民が参画する機会を確保し、多様な手法により市民と行政のコミュニケーションを得るための手続。 |
---|---|
(1)パブリックコメント |
事業や計画の意思決定をする前に、その内容、趣旨を市民へ公表し、これらについて提出された意見を考慮して意思決定を行うとともに、市民の意見に対する行政の考え方を公表する手続です。皆さんが、時間等の制約を受けずに気軽に意見を提出できる点などですぐれた市民参画の手法です。 |
(2)ワークショップ | 所定の課題について実際に参加者が自ら参加、体験しながら、それぞれが学び建設的な意見を出し合いながら討議を重ね、共同でプランなどを創造するものです。 |
(3)その他 |
(1)~(2)以外の市民参画手続です。(例:審議会、アンケート、シンポジウムなど) |
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