市内で地元管理している愛知用水施設の管理を支援しています。
愛知用水事業
愛知用水は、水不足に長年苦しんできた知多地域の農民の熱心な働きかけが契機となり、昭和30年秋、愛知用水公団が設立され、直ちに愛知用水事業に着手し、牧尾ダム(有効貯水量68,000,000m3)他3ダム、幹線水路112km及び支線水路1,012kmの事業を世界復興銀行からの借款等による資金手当と、輸入大型機械による機械化施工によって、総事業費42,200,000,000円をかけ、5年余りで昭和36年に完成しました。
愛知県の尾張丘陵部から知多半島にかけての一帯に農業用、工業用、上水道用の水を供給し、地域の生活や産業を支える役割を担い、中部圏の飛躍的な発展に多大な貢献をしてきました。
愛知用水2期事業
昭和40年代に入ると愛知用水の周辺地域は諸産業の飛躍的な発展と水路周辺の宅地化が進み都市用水の需要が急増し、これらの新たな水需要と施設の老朽化に対応する為、昭和56年度から施設機能の拡充と若返りを図る「愛知用水二期事業」が開始され23年の歳月と総事業費285,500,000,000円を投じて平成16年度に完成しました。
佐布里池
知多市の南東部にある佐布里池は、愛知用水の工業用水調整池です。名古屋南部臨海工業地帯の工場に供給されています。
佐布里池周辺には、約5,800本の佐布里梅をはじめいろいろな梅が咲く愛知県下一の梅林があり、「水」の生活文化を楽しく学べる『水の生活館』、「梅」の情報発信基地『梅の館(やかた)』などみどころいっぱいです。
また、愛知用水神社、愛知用水観音があり、建設に際して殉職した56名の方の御霊が合祀されています。
事業の詳細について
愛知用水のふるさと