この事業は、大草地区において、新川流域の排水流出量の増大及び大草排水機場の老朽化による農地の水害防止を図るため、排水機場施設の更新を愛知県を事業主として平成7年度から実施し、平成15年度に完了しました。
大草地区たん水防除事業概要図
この地区は全体的に海抜が低いため、たびたび大雨による冠水の被害が発生し、平成12年の東海豪雨では付近一帯が水没し、家屋の浸水や道路、田畑の冠水が起こりました。
平成12年9月12日冠水状況(旭南地区)
新排水機場は、それまでの約2.5倍の排水能力があり、被害の発生を最小限度に止められるものと期待され、平成14年2月から運転を開始しました。
大草排水機場の概要
エンジンポンプ
内径1000ミリ×130パワー×1台
モーターポンプ
内径900ミリ×75キロワット×1台
水中ポンプ
内径700ミリ×75キロワット×1台
排水能力合計 毎秒5.16トン
エンジンポンプ
モーターポンプ
モーターポンプ