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知多市の下水道

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更新日 2023年06月01日

はじめに

知多市では、環境のよい明るく住みよい「まち」を創るために、市制施行以来、下水道の整備を進めてきました。現在では、全国的にも普及率の高い都市となっています。

下水道が整備された地域では、これまでくみとりや浄化槽で処理していたし尿も、側溝などに流していた生活雑排水も、直接下水道管へ流すことができます。

そして、これらの汚水は浄化センターへ流れ、きれいな水に処理されて海へ放流されます。このため、処理区域内を流れる河川の水質も少しずつ良くなってまいりました。

普段あまり目立つことはありませんが、下水道は美しい自然を守るためにも、私たちがより快適な生活を営むためにも重要な役割を担っているのです。

 

市内の一般的な 汚水マンホール蓋
市内の一般的な
汚水マンホール蓋

佐布里農業集落排水地区の汚水マンホール蓋(梅の花柄)
佐布里地区の
汚水マンホール蓋(梅の花柄)

 

知多市の下水道の歩み

知多市の下水道は、昭和45年に策定された「知多市下水道基本計画」において、下水の排除方式を分流式、処理区を西部・南部の単独公共下水道2処理区と流域関連公共下水道東部処理区の合計3処理区と定め、昭和45~47年度につつじが丘団地の汚水処理のため、西部浄化センターを建設したことに始まります。

昭和58年度には南部処理区の終末処理場である南部浄化センターが供用を開始し、昭和63年には下水道事業の効率化を図るため西部浄化センターを廃止して西部処理区を南部処理区に統合、その後、市内の人口増加に伴って下水道整備の要望が高まる中、数回にわたる事業計画の見直しを経て整備区域の拡大を進め、現在に至っています。

一方、東部処理区は、愛知県が施行する矢作川・境川流域下水道衣浦西部処理区(通称:衣浦西部流域下水道)の流域関連公共下水道として平成3年度に認可を受けて事業着手し、平成8年度から供用を開始しています。

平成20年度からは市街化調整区域の整備を開始し、令和4年3月31日現在下水道普及率は96.7%となっています。
また、佐布里地区では、平成7年度から農業集落排水事業によって施設整備を行い、平成13年度から供用を開始しましたが、令和2年4月1日をもって単独公共下水道南部処理区に統合され、農業集落排水事業は廃止となりました。

事業計画の概要

処理区 南部処理区 東部処理区
項目 全体計画 事業認可 全体計画 事業認可
目標年次 令和17年度 令和10年度 令和17年度 令和5年度
下水道の種類 単独公共下水道 単独公共下水道 流域関連公共下水道 流域関連公共下水道
排除方法 分流式 分流式 分流式 分流式
計画区域面積
(ヘクタール)
1,326.8 1,326.4 190.1 194.7
計画処理人口
(人)
65,360 71,660
(水洗化人口)
11,930 13,226
(水洗化人口)
計画汚水量
(立方メートル/日)
27,853 30,500 6,047 6,200
終末処理場 南部浄化
センター
南部浄化
センター
衣浦西部流域
下水道へ流入
衣浦西部流域
下水道へ流入

下水道計画図(汚水)

下水道になると

トイレを水洗化できます

水洗便所が使えるようになり、衛生的で幼児や高齢者も安心です。

くみとり口や浄化槽は不要になります。

維持管理が楽になります

くみとりや浄化槽の定期点検等は不要です。ますの点検はご自分でもできます。
下水道使用料は使用水量に応じてかかります。

街がきれいになります

排水路、道路、側溝がきれいになり、悪臭や害虫などの発生を防ぎます。

川や海を汚しません

汚水を集めて浄化センターへ運び、きれいな水に戻してから海に放流しますので、環境保全に役立ちます。

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知多市の下水道の種類

公共下水道

市街地の生活排水、工場排水を集めて処理する市町村が管理する下水道です。(南部処理区)

流域下水道

二つ以上の市町村の下水を集めて処理する県が設置管理する下水道です。
(東部処理区は、矢作川・境川流域下水道衣浦西部処理区に属します。)

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排除方式

知多市の下水道は分流式です。

分流式…雨水と汚水を別々に集め、雨水はそのまま、汚水は処理した後に海などに放流する方式です。
合流式…雨水と汚水を合わせて排水する方式です。

排水例(分流式)

増改築の際も必ず雨水と汚水とを分けて汚水のみを公共下水道へ接続する分流式の配管で施工して下さい。

下水道課(南部浄化センター内)トップへもどる

お問い合わせ

都市整備部 下水道課(南部浄化センター内)
TEL:0562-55-9591

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