更新日 2019年01月31日
1 事故の概要
7月18日(水)11時頃、南粕谷保育園において0歳児・1歳児の保育室に配膳車で後ろ向きに給食を搬入していた保育士が後方を確認した際に、1歳の女児がスープの鍋に手をかけ、スープをかぶりやけどを負う事故が起きました。すぐに保育室内の沐浴室にて、流水で患部を冷やすなど応急処置をして、西知多総合病院へ搬送しました。
2 事故の原因及び問題
・園児の活動範囲に鍋の乗った配膳車を入れてしまったこと。
・園児が鍋に手が届くような状況であったこと。
・保育士が配膳車から目を離してしまったこと。
・スープの温度がやけどとなる温度であったこと。
・救急車を呼ばなかったこと。
3 再発防止策
保育園は、お子様や保護者の皆様にとって、安心、安全に預けられるべき場であり、二度とこのような事故が起きないよう以下の対策を行いました。
・園児に食缶等を1ⅿ以内に近づけないようにしました。
(子どもを着席させた後に、配膳車を保育室の外に止め、鍋等を個々に持ち、園児から1m以上離れた位置を通り、搬入することにしました。)
・給食の温度を40℃程度に下げ、確認後搬入することにしました。
今後も更なる対策を続けていきます。
4 南粕谷保育園やけど事故検証委員会
平成30年7月18日に知多市立南粕谷保育園で発生した園児のやけど事故について、事実関係の確認や発生原因の分析及び検証を行い、再発防止策を検討するため「南粕谷保育園やけど事故検証員会」を設置しました。
第1回事故検証委員会(平成30年9月27日)
第2回事故検証委員会(平成30年10月11日)
第3回事故検証委員会(平成30年11月8日)
平成30年11月29日、市は、検証委員会より、検証結果及び再発防止に向けた提言を取りまとめた報告書の提出を受けましたので公開します。
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