77 STORY of CHITA 10 13 文 化財 知多 市 彩 景 文 化 財 知 多 市になるまで 知 多 市のあゆみ 統 計データ 年 表私たちの住むまち 知多市の今 知 多 半 島の 漁 撈 用 具 附 漁 撈 関 係 帳 面 類 江 戸 〜 昭 和 時 代 打 瀬 網 漁をはじめとするさま ざまな 漁 に 使 わ れ た 漁 具の ほ か 、海 苔 養 殖 関 係 道 具 、船 大 工 道 具 、信 仰 儀 礼 用 具 、帳 面 な ど 、知 多 半 島の 業 に まつわ る 資 料 計 1 0 7 3 点 が 集 め ら れ ていま す 。 江 戸 時 代から 知 市 域の海で漁 業 が行 われな くなった 昭 和 年 代 までのもの で 、知 多 地 域 で 行 わ れ ていた 漁 撈 の 文 化を伝えています。 知 多 木 綿 生 産 用 具 お よ び 木 綿 問 屋 関 係 資 料 江 戸 〜 昭 和 時 代 綿 と 種 を 分 け る く り ろ く ろ 、糸 を 紡ぐ 糸 車 、布 を 織 る はた ご 、木 綿 問 屋の 文 書 な ど 、知 多 木 綿の 生 産 や 流 通 に 関 係 す 3 3 3 点 の 資 料 で す 。岡 田 地 区 を 中 心に、江戸時代から農家の女性 の 副 業 とし て 機 織 り が 盛 んに 行 わ れていて、貴 重な 収 入 源 となって いました。 打 瀬 船「 藤 井 丸 」 昭 和 時 代 打 瀬 船「 藤 井 丸 」は 、昭 和 年 代に現 在の西 尾 市一色 町の漁 港で進水し、約 年間沿岸で打瀬網漁をしていた船です。 歴史 民俗博物館の前身である民俗資料館が ( 1 9 78) 年に現 在 地に 開 館 する 際に 寄 贈を 受け 、以 来 館 内で常 設 展 示 されてい ま す 。打 瀬 網 漁は 、横 向 きの帆に風を 受けて、船を 横に進めな がら 網 を ひ き 、ヒ ラメや カレイ 、エビ 、カニな ど を 捕 ま え る 漁 法で、伊勢湾でよ く行われました。 尾 張 万 歳 鎌 倉 時 代 に 現 在の 名 古 屋 市 東 区 に あ る 長 母 寺の無 住 国 師 が 作り 、後に寺 本(八幡 )に伝 わったといわ れていま す 。正 月 に 全 国 各 地へ 行 き 家々を 回 る 出 稼 ぎの 手 段でし た が 、現 在 では 主にお 祝い事やイベントな どで演じられ ていま す 。さ まざ ま な 種 類の 演 目の 万 歳 があ り 、その う ち 、御 殿 万 歳 は 太 夫 1 人 と 才 蔵 4 人で演じ る 、七 福 神を 詠み 込ん だに ぎやかな ものです。 朝 倉の 梯 子 獅 子 江 戸 時 代 の 初 め ご ろ 、 畑を荒らす獅 子を 梯 子で 退 治したところ 翌 年から 豊 作 と なり 、退 治 し た 獅 子を 供 っ 養するために始ま た と 伝 え ら れて い ま す 。高 さ 9mの 櫓の 上で、 2 人1 組の獅 子 がお囃 子 の 前 奏にあわせて曲 芸の よ うな 離れ業を 繰り 広げ ま す 。牟 山 神 社( 新 知 )で 毎年月の第1日曜日に 奉納されています。 知 多の 虫 供 養 行 事 知 多 市 南 部 か ら 常 滑 市 北部にかけての大 野 谷 カ 村 に伝 わ る 行 事 で す。五穀 豊穣・家内安全の 祈 願 と 、戦 国時 代 に 滅 亡 した 佐 治 氏の供養 が融 合 し た もの といわ れていま す 。年 末 年 始 に か けて 当 番 地 区 に 道 場 が 設 け ら れ 、阿 弥 陀 如 来 な ど の 掛 軸 が掛けられる 場 供 養 などが行われます。 日 長の 御 馬 頭 毎 年 4 月の 第 2 日 曜 日に 行われ てい る 日 長 神 社 例 祭「 御 馬 頭 ま つ り 」の 中 で 奉 納 さ れ ま す 。五 穀 豊 穣・雨 乞いな ど を 願い、標 具( だし ) と 呼ばれる 造り 物を立て、美し い馬 具で飾 られた 農 耕 馬 を 社に 奉 納 するものです。 日長や新舞子の各地 区 か ら 日 長 神 社へ向 か う「 道 中 」、 引 き 手 が 神 社 前 で 受 け る「 御 祓 い」、 神 社 石 段 下の 通 りで 行 われ る 「献馬奉納」で構成されて います。 梶 廻 間 古 窯 出 土 品 平 安 時 代 梶 廻 間 古 窯( 新 知 )から 出土した遺物です。知多半 島 古 窯 跡 で 焼 き 物 の 生 産 が 始 まった 世 紀 前 半 の もので、また 同 時に焼 成さ れ た一括 資 料 で あ る こ と が特徴に挙げられます。窯 での 焼 成 後 に 製 品 を 取 り 出 さ ず 放 棄 さ れ た と 考 え られ、完 形や完 形に近いも のが多く残されています。 ぎょろう もめんどんやかんけいしりょう ちたもめんせいさんよう せ かじばさまこようしゅつ どひん うたぶねふじいまる ぐ ちたはんとうぎょろうようぐ つけたり かんけいちょう めんるい おわりまんざいあさくらはしごじし ながおまんとひ ちたむしくようぎょう じ
RkJQdWJsaXNoZXIy NDY3NTA=