10 5 40 50 上空から見たグリーンベルトと臨海工業地帯 さまざまな生物とともに暮らせる自然環境の大切さを考える自然調査隊 知多 市彩 景 知 多 市 彩 景 文 化 財 知 多 市になるまで 知 多 市のあゆみ 統 計データ 年 表私たちの住むまち 知 多 市の今 グリ ーンベルト つつじ が 丘 グ リ ー ン ベ ル ト とは 、住 宅 地 と 工 業 地 帯 を 分 離 す る た め に 設 置 し た 緑 地 帯 の ことです。本市では、 埋め立て造成された臨海工業地帯に昭和 年代から進出 し た 企 業 に 対 し 、西 知 多 産業 道 路 沿 い に 常 緑 樹 の 植 栽 を 義 務 付 け ま し た 。そ の 広 さは幅約 10 0m、 長さ 6㎞に及びます。 住 宅 地 と 工 業 地 帯 を 分 離 し 、 大 気 汚 染 、騒 音 な ど 環 境 問 題 の 発 生 を 抑 制 す る こ と を 目 的 と し た 人 工 の 森 で した が 、樹 木 の 成 長 に よ り 見 事 な 自 然 の 森 と な り、緑園都市を標榜する本市のシンボルとなりました。 企 業 の 丁 寧 な 維 持 管 理 に よ り 年 以 上 育 ま れ た 森 に は さ ま ざ ま な 生 物 や 植 物 が 生 息 し 、現 在 で は 貴 重 な 工 地 帯 に お け る 生 態 系 を 形 成 す る 場 所 に も な っ て い ま す 。 N P O・大 学・企 業・自 治 体 など が 協 働 す る 知 多 半 島 生 態 系 ネッ ト ワ ー ク 協 議 会 の 活 動 拠 点と な っ て い ほ か 、 本 市 と 企 業が 協 働 し て 生 物 や 植 物 を 観 察 する 「 自 然 調 査 隊 」を 開 催 す る など 、自 環 境 や 生 物 多 様 性 に つい て 学 び 、考 え る 場 と な っ て いま す。 市 制 施 行 時 に施 工 され た 朝 倉 土地 区 画整 理 事 業 で は 、旧 日 本 住 宅 公 団 に よ り 約 0・ ㎢が 開 発 さ れ 、昭 和 年 3 月 に つ つ じ が 丘 1 〜 4 丁 目 が 誕 生 し ま し た 。 つ つ じ が 丘 団 地 に は賃 貸 、分 譲 を 含 む中 高 層 の集 合 住 宅 の 他 、一 戸 建 て の 分 譲 住 宅 、民 間 換 地 の 住 宅も 合 わ せ、最 終 的に 約 3 18 0 戸 が 建 築 さ れ ま し た 。そ こ に昭和 年以降約9 00 0人が入居し、 本市の人口急増の象徴でもありました。 つ つ じ が 丘 に あ る 朝 倉 団 地 は 、当 初 は 入 居 者 の 多 く が 若 い 夫 婦 や 子 育 て 世 代 で し た が 、建 設 か ら 年 余 り が 経 っ た 今 で は 、高 齢 の 夫 婦 や 一 人 暮 ら し 、外 国 人 の 世 帯 も く な っ て い ま す 。地 域 の つ が り を 深 め る た め 、日 本 福 祉 大 学 地 域 団 体 な ど 関 わ り 、商 店 街 の 空 き 店 舗 を 活 用 し て 、手 作 り の コ ミ ュ ニ テ ィ ス ペ ー ス「 朝 倉 団 セ ン タ ー プ レ イ ス 」を 令 和 元 年 5月 に オ ー プ ン し ま し た 。誰 で も 気 軽 に 集 ま れ る 居 場 所 と し て 、 地 域 の 多 世 代・多 文 化 交 流 の 拠 点 と な っ て います。
RkJQdWJsaXNoZXIy NDY3NTA=