平成30年度 知多市一般会計・特別会計・企業会計決算
平成30年度決算の概要
一般会計
歳入決算は、市税、株式等譲渡所得割交付金、使用料及び手数料、県支出金、繰入金などが減、地方特例交付金、国庫支出金、財産収入、寄附金、繰越金、市債などが増となり、市税は前年度より 0.9%の減、歳入全体では 1.2%の増となりました。
歳出決算については、総務費、衛生費、土木費、教育費などが増、民生費、労働費、商工費、災害復旧費、公債費などが減となり、前年度に比べて 1.8%の増となりました。
主な事業として、総務の分野では、公共施設の老朽化に対応するため、施設利用者との意見交換やパブリックコメントの実施に基づき、公共施設再配置計画を策定しました。また、老朽化が著しい市役所庁舎について、新庁舎整備基本計画の策定に向け、課題の整理や求められる機能の検討を行うとともに、パブリックコメントを実施しました。
防災の分野では、大規模災害時の避難生活に備えるため、災害用トイレや食糧、生活用品などの備蓄を増強するとともに、災害情報や気象等の特別警報等に係る情報伝達の充実を図るため、全国瞬時警報システム(Jアラート)の受信機を新型に更新しました。
福祉の分野では、生活困窮者サポートセンターを設置し、自立支援体制の強化を図るとともに、地域包括ケアシステムの構築に向けて、生活支援コーディネーターを増員しました。また、認知症への対応として、国立長寿医療研究センターをはじめとする各種関係機関からなる認知症初期集中支援チーム検討委員会を開催し、連携して訪問支援活動や普及啓発活動を実施しました。
子育て支援の分野では、放課後児童クラブの登録児童の増加への対応として、クラブ数を13から18に増やすための環境整備に取り組みました。また、民間事業者が開設する保育所等の整備に対する支援、岡田西保育園の未満児棟の定員拡大に向けた改修工事等を実施し、保育需要の増加に対応しました。
衛生の分野では、中学3年、高校3年年齢相当者を対象にインフルエンザの予防接種の助成を実施しました。また、ごみ減量と資源化の推進に向けて、家庭系収集ごみ有料化を引き続き実施するとともに、廃プラスチック類の拠点回収場所を増設しました。
農業の分野では、次代の農業を担う若手農業者を支援するとともに、馬池の耐震改修工事や、笠松池などの揚水機場の設備更新工事に対し負担金を拠出しました。
商工業の分野では、観光振興に向けて、特産品等の地域ブランド化を推進するとともに、イベントでの無料バスの増便や仮設トイレの増設など、おもてなし環境の整備を図りました。
都市基盤整備では、市道大田朝倉線の舗装工事や新知地区と岡田地区を結ぶ市道20479号線の改良工事を実施したほか、災害に強く快適で良好な新市街地の形成を図るため、知多信濃川東部土地区画整理組合の運営を支援しました。また、朝倉駅周辺整備事業では民間活力を導入する公民連携手法の調査を進めるとともに駅前ロータリー整備の基本設計を行いました。
消防の分野では、泡原液搬送車、資機材搬送車、小型動力ポンプ付積載車及び高規格救急自動車の更新を行ったほか、消防本部の仮眠室個室化工事を実施しました。
教育の分野では、発達段階に応じたキャリア教育を実施し、次代の社会で活躍できる子どもの育成に努めたほか、快適で安全な教育環境整備として、小中学校普通教室等への空調設備の設置、南粕谷及び旭東小学校のトイレ改修、旭南中学校の外壁等改修工事を行いました。また、新たな図書館の機能について市民アンケート、ワークショップ、パブリックコメントなどを実施し、新図書館の基本方針及び施設計画等を検討しました。
一般会計決算の詳細
1.実質収支に関する調書、歳入の決算状況、歳出の決算状況、決算額の推移(PDF形式:276KB)
2.一般会計科目別歳入決算、性質別歳入の決算状況(歳入の収納状況、市税の徴収実績)(PDF形式:790KB)
3.目的別歳出の決算状況、一般会計科目別歳出決算、都市計画税の使途、地方消費税交付金(社会保障財源化分)の使途、ふるさと応援寄附金の使途、市債目的別現在高の状況(PDF形式:3MB)
特別会計
1.知多市国民健康保険事業特別会計(PDF形式:290KB)
2.知多市後期高齢者医療事業特別会計(PDF形式:230KB)
3.知多市農業集落排水事業特別会計(PDF形式:291KB)
企業会計
詳しくは、水道課のページをご覧ください。
詳しくは、下水道課のページをご覧ください。
普通会計決算の状況
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