平成30年度 多文化共生事業
多文化共生円卓会議
第1回「やりたい事をやってみよう!」 6月24日(日)
5年ぶりに開催した多文化共生円卓会議の第1回目は、いろいろな人と知り合ってつながって、自分にできる事ややりたい事、知りたい事に困っている事を自由に話し合って交流を図りました。
ファシリテーターに三田祐子さん(株式会社対話計画 取締役)を迎え、ブラジル、ボリビア、ペルー、中国、フィリピン、ベトナムの外国人市民と日本人市民33名が集まりました。
「日本語を勉強する時間がない」「病院で言葉が通じない」「外国人でも入れるスポーツクラブは?」「日本に来る前に、知多市がわかる動画があると良い」「外国人でも借りられる畑は?」など日々の暮らしの中で、困っていること感じていることなど様々な意見が出ていました。また、やってみたい事については「知多市で暮らす2,000人近くの外国人と交流したい」「スポーツ大会をしたい」「母国の食べ物を紹介したい」「母国のゲームをみんなでしたい」など、どの国の人たちも互いに知り合って、交流したいという想いは同じに感じました。
まずは、カレーを食べながら自己紹介
話し合いの様子(ブラジル)
話し合いの様子(ベトナム)
話し合いの様子(フィリピン)
話し合いの様子(中国)
第2回「各国の料理を持ち寄って交流を深め、自分たちにできることを考えよう!」 7月8日(日)
第2回の多文化共生円卓会議は前回出た意見を基に、各国の料理などを持ち寄って紹介しながら、前回に出た「困っている事」「やってみたい事」「こうなったら良いと思う事」に対して、自分たちにできる事やどうしたら解決できるかについて話し合いました。
悩みの多くは、「子育て」や「健康・福祉」に関する事や「教育」「防災」に関する事柄で、新しく日本に来る外国人に対して「知多市をわかりやすく説明できる動画やマンガなどを作ったら良いと思う」という外国人住民ならではのアイデアや、「通訳のお手伝いができる」という悩みに対する解決の提案も出ました。
また、2回目が初参加の人も多く、ブラジル、ボリビア、ペルー、中国、フィリピン、ベトナムの外国人市民と日本人市民50名が集まり、今後も互いにつながっていきたいという想いが強いこともわかり、これからの多文化共生のまちづくりの一助になればと思います。
いろいろな意見がでました 発表の様子
持ち寄った料理