野犬によるエキノコックス感染に注意
2018年3月29日
野犬について
市内で野犬の目撃情報が寄せられています。野犬には、近寄ったりえさを与えたりしないでください。
野犬は、市と愛知県動物保護管理センターが協力して檻を設置し、捕獲を行っています。
目撃した場合は市環境政策課または愛知県動物保護管理センターまでご連絡ください。
なお、犬以外の動物(猫など)は捕獲しません。
エキノコックスについて
エキノコックスとは寄生虫の名前で、感染したキツネや犬の糞により汚染された山菜や沢の生水などが口から入ることで人に感染します。
人に感染すると、主に肝臓に寄生し、肝不全等の障害を引き起こすことがあります。人から人への感染はありません。
今般、知多半島で捕獲された野犬において、エキノコックスの陽性が判明しました。
感染の予防策として、以下の行動を心がけてください。
- 野山に出かけたあとは、よく手を洗うこと。衣服や靴についた泥はよく落とすこと。
- 野犬や野生動物にはむやみに触れないこと。触れてしまった場合は、よく手を洗うこと。
- 沢や川の生水は飲まないこと。
- 山菜や野菜、果物等はよく洗ってから食べること。
- 飼い犬の首輪には必ず鑑札を付け、放し飼いをしないこと。
エキノコックス症について 厚生労働省(新しいウインドウで開きます)
犬におけるエキノコックス症発生に伴う注意喚起について 愛知県(新しいウインドウで開きます)