今年の運動会の目標は
『みんなに 笑顔を 届けるぞ』です。
ある日、寺本保育園にサーカスランドという国から手紙が届くようになりました。
１通目の手紙には、「サーカスランドの王様に元気がなくなったのでみんなの力で笑顔にしてほしい」とのことが書かれていました。みんなで、王様を笑顔にするためにはどうしたらいいかを考え「運動会で、みんなの元気な姿をみてもらうことで王様に笑顔にしよう！」と一生懸命練習に取り組んできました。運動会までの日は、園庭で飛行機を見つけると「王様が見に来たのかなぁ」と手を振ったり「笑顔にな～れ」と大きな声で言ったりしている子どもの姿もありました。運動会までに４通もの手紙が届き、保育園のみんなががんばっている姿をみて王様も少しずつ笑顔に戻ってきていることが書かれていました。
運動会当日、王様が見に来てくれるかどうか気にしながら全員での元気いっぱい『うきうきパレード』で始まりました。
年少はげんきげんきマーチで体を元気いっぱい動かした後、ピエロに扮して綱渡りに見立てた平均台を渡ったり、火の輪くぐりに見立ててフラフープをくぐったりしゴールでは大好きなおうちの人に待っていてもらい親子競技のハイタッチ体操を楽しみました。
年中は積極的に練習してきた鉄棒での前まわりを披露したり、親子競技ではおサルさんになりきって自分たちでつくったバナナを運んだりしました。 バナナを木（玉入れのかご）に入れるときにはおうちの人に抱き上げてもらい触れ合えることを喜んでいました。
年長は最後の運動会！毎日外遊びで跳び箱や竹馬など自分がやると決めた運動器具を練習する姿がありました。当日は年長らしく自信を持って堂々と取り組む姿に感動しました。
最後にはクラス対抗のリレー。 走り終えて悔し涙をこらえる子どもや大喜びする子どもの姿が見られ、応援している保護者も感動をしてもらえる結果となりました。
閉会式に参加している子どもたちの元へサーカスランドから１通の手紙が届き、中には笑顔になった王様の写真が入っていて大喜びの子どもたちでした。
